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美しい太極拳

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昨日の自由練習会は側面が開き、風が入ってくる素敵な体育館で行われました。 遠くの葛城山や畝傍山を臨みながら気功をしたり、サークルの会員さん達と自然に誘いあい練る套路は格別でした。 こんなに楽しく、気持ちの良い太極拳を伝えて下さってる師匠には本当に感謝します。 こうして楽しめる時間を作れるのは実は師匠やいろいろな方の並々ならぬ努力が基盤にあります。 本当に目の前にある楽しい時間は氷山の一角でその下には大きな努力があるというのを感じたとき、本当に感謝の念が出て来ます。 世の中にはそんな事もつゆ知らずやっかみを持って見る人間もいますが、人間が浅はかで悲しくなります。楽しんでる姿がよほど羨ましいのでしょう。自分の目の前にある現実しか見れない人間にはなりたくないものです。 最近、師匠には刀の稽古を付けていただいており、私の刀さばきは良い、ちゃんと切っているとお褒めの言葉を頂きました。 長い間、仕事で包丁を使っていた為、刃物にはなんとも言えない愛着があります。 正直、太極拳を始めて刀や剣にはほぼ興味がなかったのですが、最近少し楽しくなってきました(^^)もっと師匠のように柔らかく大きく動けるよう練習したいと思います。 帰りにNさんと、 いゃぁ太極拳は楽しいねぇ、道具も場所も特にいらんし、そんなにお金はかからないのにこんなに気持ち良くしかも健康になるんやから。 と車で話しながら帰りました。 帰ったら父に1ヶ月前に植えたバジルを収穫してもらいジェノベーゼソースを作りました。 周りになんとも言えない甘く馥郁とした香りが立ち込めてました。 帰って娘と遊び息子と話し、幸せな1日でした。

太極拳

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今日は休みでしたので、ゆっくり朝練しようと思い、早めに田んぼの仕事を終わらし、9:00ぐらいから飛鳥の石舞台で練習しました。 今まで師匠に教えて頂いた順番にゆっくり丁寧に、準備運動、抜筋骨から立禅、太極気功、楊式太極拳と、一年間で師匠に言われてた言葉を思い出し、整理しながら通しました。 自分を見失う事なく、しかし型の事ばかりでガチガチになる事もなく自然に。 少し休憩したら、次に双辺太極拳。 平円で風のように練った楊式太極拳とは違い、立円の下に流れる水を意識して練りました。 さらに、楊式刀を。まだまだガチガチやなぁと感じながら。でも架式を下げてやって見たりしながら。 最後に、形意拳の五行拳三本を軽く打てるように意識しながら。形意根の基本功で終了。 3時間ほど気付いたら立ってました。 ハッと気付いた時には周りには遠足の小学生とハイキングの年配の方々がいっぱいいて見られてましたσ^_^; でも全く嫌な気もせず、最後に正面向いて包拳礼。逆に感謝です。 最近、気功の時、稽古で師匠についてやると物凄く気が集まるのに、自分でやるときは集まりにくいのです。多分、自分1人だと集中出来ないのかなぁと思い、今回はゆっくり丁寧に集中してやりました。するとしっかり身体中に気血が巡った感じがしました。 まだまだ修行する必要だという事が分かった1日でした。 こちらは公式サイトです。 春日伝統太極拳

カッコつけ

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私は元来カッコつけです。 よく見せたい。よく見られたい。いつもポジティブシンキングでいたい。 そして、頑張ってる姿を誰かに評価されたい。 もちろん、みんな多かれ少なかれあると思います。私も大変その気持ちが強く、あまりへばってる姿を見られるのは嫌なタイプでした。 ところが太極拳を始めてから、身体や心がだんだんZEROの状態、つまりフラットで純粋な方向に向かっていて、自分が嫌だと感じてる事に敏感になりました。もちろん身体に関して言えば風邪や身体の変化にも敏感になりました。 つまり自分が感じる嫌な事やネガテイブな想いも受け入れてもええんちゃうん?と思い始めました。だからといって、ネガテイブな事を周りに言いまくる訳ではなく、ありのままでいようと言う事です。 ありの〜ままの〜姿みせるのよ〜♪って言う事です。ちょっと言いたかっただけですが。 一瞬、書く事忘れてしまいました 最近、少しプライベートや仕事で疲れ気味であまり練習に気が入らず、師匠にもバレてるなぁと思いそれでも、なかなか脱せなかったのですが、先日、双辺太極拳のクラスに参加した時、全套路を二回、最初は師匠が来られる前に先輩方と、そして師匠と一緒に一回通した所、気持ちも軽くなり、少し前に向けるようになりました。 やらなければならない事を毎日毎日してるとそのプレッシャーにいつしか押しつぶされそうになります。 だからこそ身体も心も柔軟で弾力がある状態にしとかなくてはならないのかなぁ。あ!これ師匠に最近、推手の時言われた事や。とまぁ実生活でも修行とリンクして、ちゃんと伝統拳を学ぶ事でさらに人生を良いものにしていきたいものです。 これに関しては、姉弟子もブログを書いてますので読んで見て下さいm(__)m まこのブログ 中国武術と美容の日々 こちらは公式サイトです。クリックして下さいm(__)m 春日伝統太極拳

京都へ〜縁〜

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朝一で先ず、いつもの久米寺の大日如来の御前で抜筋骨、立禅をし、今日1日をスタートしました。誰かが供えてくださった蝋燭の炎が集中力を誘います。 自宅に帰り、少し楊式刀の套路確認。しかしまだまだ全然力みがあり、さらに怪しい部分もいくつかありました。 電車に乗るため畝傍御陵前駅駅で電車待ち中ホームの端っこで更に楊式刀の套路確認。 さて、京都行き急行に乗り込み、久々の京都へ。 私は太極拳を始めて1番変わったのは、今の自分がどんな状況でどんな状態か、今いてる場所をしっかり見れる様になった事です。例えば、今どんな姿勢してるなぁとか、誰とどんな話をして、相手はどう感じてるんだろうなぁとか、そう言った事です。 それまで、私は自分の感覚でしか動かずに自分でいったい何をやってるか分からず、周りを無視し話を全く聞かなかった。いわゆる自己中。それが太極拳と気功を始めて自分自身を見れる様になった、すると周りも少しずつ見える様になってきました。 そんな事を考えていたら、京都に到着。 バス乗り場は長蛇の列。横にいた人生の先輩に 「すごい人ですね」と話しかけたのがきっかけで、少しお話をしながらバスに揺られ平安神宮まで。 京都に来た目的の一つはここで太極拳をする事だったので広場で楊式の全套路と平安神宮の参道横で双辺14勢を練りました。 いい天気で、いろんな観光客がいたので良い気が満ちてました。 その後、従兄弟の京大の先生に教えてもらった和食屋さんに行くため、のんびり岡崎から哲学の道に向かっている時、バス停でバスを待っている帽子を来た人。 四年ほどまえ縁遠くなった仲の良かった友達によく似てるなぁと思い近づいたら正にその人! 実は京都に来たのはその人とよく遊んでた時以来で、来る前に少し思い出してたんです。 軽く近況をはなし、名刺をもらい、その人は仕事に向かいました。 哲学の道の木漏れ日の中を歩きながら、出会いや縁ってこうやって繰り返されてるんやろなぁと改めて、縁の軌跡に目頭が熱くなりました。 銀閣寺のそばにあるサンエイド エイスケさんで昼ごはん。おばんざいのランチをよばれました。 その後、腹ごなしに出町柳までの約3キロを...

さらに双辺太極拳

今夜は、双辺太極拳クラスに滑り込み間に合いました。気功が終わった頃には外は夕日と濃紺の空が重なって紫の空が窓から見えました。師匠も綺麗だなぁと写真を撮られてました。 そんな中、双辺太極拳の全套路を練りました。普段前に立ってる師匠は前列に入り一緒に練ってくれました。 まだしっかりしてない部分は見て後は沈む事を念頭にいれて行いました。 散手ではハッカクリョウシからのロウシツヨウホ。見本で私は綺麗に技がかかり吹っ飛んでしまいました。おかげで、いろいろ分かりました。 推手では、相手を受け入れることの大事さを学びました。しかーし、受け入れたら崩されるがな!う〜ん、また考え始めたので、考えない事にしました(^^)俺はアホや、俺はアホやと何回か声に出して見ました(^^) そんなこんなで本日の双辺太極拳クラスは大変充実した時間を過ごしました! さぁ明日からまた修行です(^^)頑張りますm(__)m

粉河寺

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今日は、和歌山の方に家族を乗せて日帰りでドライブに行きました。行く道中、紀ノ川にある粉河寺という天台宗系のお寺に寄りました。 わりと参拝に来られてましたが、本堂の中を拝観するには有料であった為か、誰もいず私だけが本堂の中にいました。 本堂の中央の護摩壇の前で少し座禅を組み、そのあと立禅気功をして見ました。 平安時代からの仏様達に見守られながらの立禅はかなり緊張感がありましたが、すぐに落ち着き、半眼で梵字を見ながら立禅をしているといつもよりずっしりとした気が身体に覆いかぶさるのが分かりました。 外に出て本堂の裏で、雲手などで気を練っていると粘っこい気が絡む感じがよく分かりました。 古いお寺での気功はすごく気持ちが落ち着き背筋に良い気が走るようです。        

双辺太極拳

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99式太極拳、正宗太極拳、など呼ばれています。いろんな太極拳を統合したものですが、師匠からは水の太極拳と教わり楊式太極拳に比べ、沈む感があります。 今朝は大雨でガレージで雨音を聞きながら立禅気功、双辺太極拳を練りました。 畑に植わってる野菜をぼーっと見ながら気功してると、いつもより身体から水分が流れるのを感じやすかったです。 足裏全部に体重がかかり地面にへばりつきそうなぐらい引っ張られるのが分かります。 重力を感じるたびに地球に生きてんねんなぁと思うわけです。 そんな訳で雨の日の、立禅気功と双辺太極拳は好きなんですよね^_^ 春日伝統太極拳 まこのブログ 中国武術と美容の日々